ジャムウ石鹸にはどんな成分が配合されているか

ジャムウ石鹸

デリケートゾーンのかゆみ、におい、黒ずみなど、女性特有の悩みを解決してくれるアイテムの一つに、ジャムウ石鹸があります。ジャムウとは、数百種類ものハーブを調合して作る、インドネシアの伝承薬のことです。

ジャムウ石鹸には実際にどのような成分が含まれているのか、代表的なものを取り上げてみましょう。それぞれ何から抽出したもので、どんな効能があるのか、知っておくと商品を選ぶ際のヒントになるかもしれません。

ジャムウ石鹸に配合されている主な成分

ミョウバンは収れん効果がある

無色透明の結晶体で、水に溶けると酸性になる性質があります。皮膚が酸性になると雑菌の増殖が抑えられるので、ミョウバンを使えば嫌な臭いを消す効果が期待できます。収れん効果もあるので、血管を収縮させ汗を出にくくします。制汗剤に用いられることも多い、臭い対策の強い味方です。

カミツレは胃腸を整える

英語名はカモミール。ヨーロッパ原産のキク科のハーブ。胃腸を整える成分があるほか、敏感肌や肌あれなどの皮膚トラブルにも効果的と言われています。抗菌作用、鎮静作用、抗炎症作用のほか、気持ちをリラックスさせる効果があります。

ツボクサは血行を促進させる

古くからインドなどで重要な薬用植物として用いられてきたハーブの一種。血行を促進して体をリラックスさせる、さらにはコラーゲンの生成を促して肌にハリを与え、皮膚の代謝を促進するといった効果が期待できます。

保湿効果抜群のマグワ根皮

ポリフェノールの一種であるタンニン、アミリン、フラボノイドなどの成分を多く含んでいます。美白や保湿に優れているほか、シミやソバカス、肌荒れを抑える効果も期待できます。消炎作用もあるので、かゆみ防止のクリームなどにも配合。

ローズマリーで肌を殺菌

原産は地中海沿岸で、南ヨーロッパを中心に栽培されているハーブ。青い可憐な花を咲かせる常緑低木。主成分はロスマリン酸で、抗菌作用や抗ウイルス作用、酸化防止作用などがあります。強壮剤や収れん剤として使用されてきました。

ユキノシタは美白効果がある

美白効果

半日陰に自生する常緑の多年草で、漢名は虎耳草。ほかにも猫耳朶、猪耳草などの別名があります。抗菌作用のある精油成分が含まれていることもあり、古くから中耳炎の治療に用いられてきました。メラニンの合成を抑制する作用のあるアルブチンを含んでおり、美白に効果があると言われています。

チョウジで保温する

フトモモ科の常緑樹。釘の形に似た開花直前のツボミを乾燥させて、生薬に用いられます。英語名はクローブで、強い香りを持つことから肉料理やシチュー、スイーツやドリンクなど、料理のスパイスとしても使われています。体を温める作用があり、精油には殺菌・防腐・鎮静作用のあるオイゲノールという成分が含まれています。

ハマメリスは活性酸素を抑制する

日本名はアメリカマンサク。原産はアメリカ東部やカナダで、インディアンは傷や皮膚炎症の薬として使っていたと言われています。消炎効果や収れん作用があるので、ニキビ対策の製品にも使われています。また、活性酸素を抑制する効果のあるハマメリタンニンも豊富に含まれています。

カンゾウでメラニン生成を抑える

マメ科の多年草。根や根茎から抽出するカンゾウエキスには、抗炎症作用や抗アレルギー作用などのあるグリチルリチンが含まれています。グリチルリチンは、ショ糖の150倍もの甘さがあり、醤油や漬物の甘味料に使われています。甘草エキスには、メラニンの生成を抑えて美白をもたらすとされるグラブリジンも含まれています。

プロテオグリカンでターンオーバーを促進

鮭の鼻軟骨などから抽出する美容成分。保湿力があり、摂取するとヒアルロン酸やコラーゲンが増大されるので、肌にハリや弾力が生まれます。抗炎症作用もあり、ターンオーバーを促して肌の調子を整える働きもあります。

ウコン根茎で肌の老化防止

ショウガ科の多年草。精油には強い殺菌作用があります。アルコールを分解し、肝臓の解毒作用を高めてくれるので、二日酔いの防止に活躍します。活性酸素を除去してくれるクルクミンを含んでいるので、肌の老化防止が期待できます。

セイヨウハッカ葉でリラックス効果

英語名はペパーミント。シソ科の多年草で、お菓子や歯磨き粉などにも使われるハーブ。殺菌作用や冷却作用があるメントールを含んでおり、やけどなど皮膚の治療にも用いられます。鎮静効果もあり、緊張を和らげて心身をリラックスさせてくれるので、神経症などにも利用されます。

ツバメの巣で肌にハリを

中国の三大珍味として知られる高級食材。高い美容効能があることも有名で、サプリメントや化粧品に用いられています。コラーゲンやヒアルロン酸を体内で誘導してくれるシアル酸が非常に豊富なため、美肌の強い味方。肌に弾力を与えるEGFやFGF、潤いやハリを与えるアミノ酸も含まれています。

セージは古くから万能薬として知られている

薬草としての効能があり、長寿のハーブ、または薬用サルビアと呼ばれています。古くから万能薬として風邪の予防や感染症、口内トラブルの治療などにも使われてきました。抗酸化物質を含んでいるので、活性酸素を減らして老化防止に役立つと言われています。

パパイヤで活性酸素を抑える

ハワイなど南国で採れる栄養価の高いフルーツ。肝臓にある解毒酵素の働きを助けて、有害物質を解毒する力があるイソチオシアネートが含まれています。ビタミンCとB-カロテンも豊富で、シミの原因になるメラニン色素の沈着を抑える働きをしてくれます。活性酸素の生成を抑える強い抗酸化作用もあるので、肌を若々しく保ちたい人におすすめです。

柿渋で臭い対策

まだ青い未熟果の渋柿を搾汁して発酵、熟成させた成分。人体に無害な塗料や染料、または民間薬として、日本で古くから活用されてきました。柿渋から抽出される柿タンニンは、殺菌作用のほか抗酸化作用が高く、ノネナールという臭いの原因を取り除く力があります。

アロエベラには強い抗酸化作用

古くから生薬として、または美容のために使われてきた万能な植物。大きくて分厚い葉を持つアロエベラは、アフリカや地中海地方が原産です。葉肉には、保湿作用があるムコ多糖類や、抗酸化作用が強いサポニンが含まれていて、美白や美肌に効果的と言われています。

オタネニンジンは血行促進効果がある

滋養強壮の漢方薬として重宝されてきました。グルタミンやアルギニンをはじめ、コラーゲン特有のヒドロキシプロリンなどのアミノ酸が含まれていて、保湿効果が期待できます。血行を促進して肌の再生を促すとされる、ビタミンやフィトステリンも含まれています。

以上、18種類の成分について解説してきました。いずれも正しく使えば人体に無害と言える自然界にある素材ばかりです。特ににおいが気になるようならミョウバン入りのジャムウ石鹸を、美肌を目指したいならローズマリー、ハマメリス、プロテオグリカンなどが配合されたジャムウ石鹸を選ぶとよいでしょう。