デリケートゾーンの臭いとアンダーヘアのケア

デリケートゾーンの臭いの原因として、アンダーヘアの関係が知られています。

アンダーヘアとデリケートゾーンの臭い

アンダーヘア

アンダーヘアのお手入れの仕方によって、デリケートゾーンに臭いが生じてしまうことがあります。

アンダーヘアも頭髪同様に毛であり、清潔を心がけておかないと汚れて不潔な状態になってしまうためです。

アンダーヘアで雑菌が繁殖

アンダーヘアの周辺は、通常は衣類によって包まれているため高温多湿になりやすい環境にあります。

また、女性は冬場には厚手のタイツなどをはき、夏場でもパンティストッキングをはくことで、余計に蒸れてしまうリスクを持っています。

さらに、アンダーヘアの周辺には、以下のようなリスク要因があります。

  • 尿
  • おりもの

アンダーヘアに付着した尿などの汚れが、高温多湿の環境と結びつくことで懸念されるのが、雑菌の繁殖が促進されることです。

雑菌が増えることで、デリケートゾーンの臭いが強くなる可能性が高まります。とくに、アンダーヘアが濃い人は、蒸れやすく雑菌が繁殖しやすいといえるでしょう。

アンダーヘアの基本知識

思春期になったころから、生え始めるアンダーヘア。正しい処理方法を知らずに生えっぱなしにしている人も、多くいます。ここでは、アンダーヘアの基本知識について理解していきましょう。

アンダーヘアとVIOライン

アンダーヘアとは、Vライン・Iライン・Oラインにある毛のことを指します。

Vライン

真正面から見える毛の部分を、Vラインといいます。Vラインの毛は、下着や水着など、股の部分を覆う生地が少ない衣類を着用すると、ムダ毛がはみ出しやすくなります。

身だしなみのひとつとして、また、スポーツをしている人はまず整えたい部分でもあります。

そのため、アンダーヘアの中でもVラインの足の付け根、お腹に近い上部の毛については、処理をして整えている人は多くいるようです。

Iライン

股関節の内側に沿った、デリケートゾーンである陰部の周りを指します。自己処理をすることが難しい部位といわれています。

Vラインと同じように、下着や水着から毛がはみ出さないようにするために、処理を行ってもよい部位です。

また、デリケートゾーンを雑菌から守り清潔に保つために、Vラインの処理やお手入れをする人も増えてきているようです。

Oライン

肛門の周りの毛のことを指します。通常は、自分からは見えない場所であるため、Iラインと同じく自己処理は難しいといわれています。

肛門周りの毛は、意識して清潔に保つようにしないと、どうしても不衛生になりがちです。放っておくと、かゆみや肌荒れの原因や、ムレて雑菌が増えやすくなることもあります。

アンダーヘアを手入れするメリット

アンダーヘアをお手入れすると多くのメリットがあります。

  1. 衛生上、清潔に保つことができる
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  3. ムレ・臭い・かゆみを起こしにくくなる
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  5. 水着や下着といった着衣から毛がはみ出るのを防ぐことができる
  6.  

結果デリケートゾーンの臭い対策になります。

アンダーヘア自己処理の前の注意

ムダ毛が生えている範囲が広い部位と違い、デリケートゾーンの周りは、とても柔らかく傷がつきやすいです。自己処理は注意して行いましょう。

準備する道具

  • はさみ・シェーバー(毛をカットまたは剃るために)
  • 刺激の少ない保湿クリームまたは軟膏(乾燥防止のお手入れ)
  • デリケートゾーンが映る大きさの鏡

※必要に応じてホットタオルも準備しておくとよいでしょう

アンダーヘア自己処理方法

  1. 処理をする範囲を決める
  2. 長い毛は、はさみでカットしておく
  3. シェーバーで決めた範囲の毛を処理する
  4. 処理後は、保湿クリームなどで保湿しておく

毛抜きは自己処理には向かない

手軽さから毛抜きを使ってムダ毛を抜いて処理してしまう人もいるようです。

しかし、毛抜きは毛穴を広げる原因にもなり、皮膚内で毛が生えてしまう埋没毛になりやすいです。毛抜きを使った自己処理は行わないように気を付けましょう。

アンダーヘアをカットすれば大丈夫か

アンダーヘアの汚れがデリケートゾーンの臭いと関係しているのであれば、アンダーヘアをカットしてしまえばよいのではないかと思うかもしれません。

果たして、アンダーヘアをカットすれば問題は解決するのでしょうか。実は、アンダーヘアをカットすることには、メリットとともにデメリットもあります。

アンダーヘアをカットするメリットは、汚れが付着する土台となるものがなくなることで、雑菌の繁殖を抑えられることです。また、通気がよくなることで蒸れることも少なくなります。

一方、アンダーヘアをカットするデメリットとしては、第一に見た目の不自然さがあります。カットするカタチによっては、不恰好に見えるかもしれません。

また、ハサミやカミソリを使用するときに傷が付いてしまうおそれもあります。直接的な傷にはならなくても、カットした毛先が鋭角になることで、突き刺すような痛みを感じたり、水着から毛先が顔を出したりすることも問題です。

さらに、デリケートゾーンの臭いには、アンダーヘアのカットだけでは抑えられないものも多くあります。カットしないよりはましかもしれませんが、すべてが解決するわけではないのです。

デリケートゾーンの臭いを抑えるアンダーヘアのケア

そうはいっても、アンダーヘアのケアはデリケートゾーンの臭い対策として有効です。ここで、デメリットを少なくしたアンダーヘアのケア方法をご紹介します。

  • ヒートカッター
    普通にハサミなどを使ってカットすると尖ってしまう毛先を、熱で焼き切ることにより丸く処理できるのがヒートカッターです。
  • 脱毛ワックス
    カットする長さなどを考える必要がないケア方法として、脱毛ワックスがよく使われています。いくつか種類がありますので、自分の肌にあったものを選ぶとよいでしょう。
  • 脱毛サロン・エステティックサロン
    自分でアンダーヘアのケアをするよりも、専門家に任せたほうが楽だという声も少なくありません。手の届きにくい部位などは、自分でケアするのが困難だということもあります。

他にもケア方法はありますが、どの方法がベストかは人により異なるものです。自分にあったケア方法を見つけるとよいでしょう。